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2020 2月

編集者からの通知について

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論文を投稿した後に編集者から原稿の受け取りが来ることが一般的です。しかし、通知がすぐに来なかったらどうするのか?今日は論文を投稿した後に編集部で起こっていることを中心に見ていきましょう。

 

論文が編集部に届いた後どんなことが起こっているのか

論文投稿後に編集部内でどのようなことが起こっているのか、あまり知られていません。

編集長のもとに新しい投稿論文が届くと、まずは担当となる編集者に論文を割り当て、査読や意思決定プロセスを任せるのが一般的です。その際の編集者の主な業務は、投稿された論文原稿の決定に関する提案を編集長に伝えることです。

しかしその前に、簡単なチェックを編集助手(editorial assistant)に、投稿規定が守られているか、必要な書類が揃っているか、ジャーナルのテーマに合っているか、ファイルを正しく開けるか、ジャーナルの使用言語で書かれているか、などをさせることが一般的です。

これらの確認の過程で不備が見つかれ (さらに…)

著者による査読者候補提出について

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多くの学術雑誌では、科学者同士がお互いの書いた論文のチェックする、”Peer review”によって正当で公平な評価を下すことでその科学的妥当性や論理性を担保する仕組みになっています。

しかし、研究の世界においても自分たちに対して賛意を示す人や団体もいれば、反対する人達もいます。

そうした人を公平に選ぶことによって偏りのない評価が期待される一方で、敵対的な研究室ではライバルの研究室の成果が表に出ないように悪意を持ってほとんど修正が不可能な反論をしたり、本来不必要な追加実験や解析を著者達に求めてくる事があります。

これも別の意味での偏りを持った評価となるため、科学の健全な発展にとって妨げになってしまいます。

そこで、多くのジャーナルで敵対あるいは (さらに…)