医学論文の英語校正ならジーニアスプラス

医学論文のススメ

COLUMN

仮説の検証が可能な統計の設定

西洋科学を用いた医学研究では、仮説を設定し、仮説を検証する研究が主流です。研究計画を明確にし、仮説を立てたあと、その仮説を検証できる適切な統計方法を選択できるか否かが、研究結果と論文の質に大きく関わります。臨床研究では、治療の効果の大きさを求めることが目的 (さらに…)

研究対象者の設定

医学研究において新しい知見や研究内容を取り扱う原著論文を執筆する際には、研究対象者とされる患者を選定する必要があります。その多くの場合は、一部の症例を対象に研究を行い、その研究結果によって、母集団と呼ばれるその症例が属するすべての患者における結果も推定します。母集団から研究対象者を選定する場合には、言うまでもなく妥当性が必要とされます。選ばれた研究対象者が母集団を代表するものと認めることが可能か否かが研究 (さらに…)

目的にあった研究の組み立て

医学論文の執筆において、まず研究テーマを決定し、明確な研究目的を定めることが重要です。研究で取り扱う問題を詳述し、なぜ自分の研究がそれに対して学術的に意義のあるものなのかを追求し、研究の目的を明確にすることが良質な論文への第一歩です。そして研究の目的を明確化した後は、その目的にあった研究を組み立て、仮説を立てます。現在は仮説を立て、それを立証する仮説検定法が主流で、その概念は西洋式科学から来ています。 (さらに…)

研究目的を決める

研究開始前および論文執筆開始前において重要な作業が「研究目的を決める」ことです。論文を書こうとする研究者はおそらく漠然とした研究目的が頭にあると思いますが、それを実際に具体化し、研究をどのように進めていくのかを示すコンパスにしなければならず、その作業は想像以上にたやすくはありません。今回の記事では、研究目的の決定の仕方 (さらに…)

過去の関連論文を読み終える

研究テーマ決定後、実際に研究に移る前に先行文献を読む作業が必要となります。前回の記事で、研究テーマの決定とともに、西洋式科学における「仮説の設定の大切さ」を述べました。常に疑問を投げかけることで深く掘り下げた研究テーマを見つけることができ、また仮説の設定も容易になります。その「疑問を投げかける」作業にあたっては、先行文献をチェックすることで、新たな疑問を見つけることもできますし、また解決済みの問題である (さらに…)

研究テーマについて考える

臨床研究の実施は医療従事者にとっての責務であるとともに、後世に有益な医療結果を残すという医療業界への貢献でもあります。臨床研究においてはテーマを決定し、そのテーマの検証を立てていく過程が重要であります。しかし、研究テーマを見つけ出すことは容易なことではありません。気になるテーマがあってもそれが一つの研究に繋がるのか、また過去にもう検証され (さらに…)

西洋式科学と日本式科学の違い

英文で論文を書くということはすなわち、世界の医療従事者へと発信するということです。世界に論文を認めてもらうためには西洋の科学的発想に基づいた研究を行う必要性があり、論理的に西洋式に論文を執筆したほうが、論文掲載の確率ももちろん高くなります。一般的に日本式の科学は西洋式科学との相違点が多く、しばしば問題視される傾向があります。西洋式科学の特徴と研究における留意点、日本式科学との違いを中心に見ていきましょう。 (さらに…)

論文の種類について

1. 論文の種類について

医学論文を読み、また論文を執筆することは通常の医療業務に加えて医療従事者の切り離せない業務の一つです。最新の治療法や投与薬に言及した研究内容、症例報告、現在浮上している問題などを言及したエディトリアルなど様々な種類の論文が存在しています。論文の読者、特に論文の執筆に携わる人は論文の種類とそれぞれの特徴を把握しておく必要があります。今回の記事は論文の種類と特徴についてです。 (さらに…)

雑誌の種類について

雑誌と言っても、書店で一般的に読まれるものから、専門分野を取り扱った学術雑誌、インターネット上で読めるオンライン雑誌など、種類と目的によってその種類は様々です。今回の記事では、商業誌と学会誌の違いや医学雑誌の分野区分も含めて雑誌の種類について説明します。 (さらに…)

論文掲載の仕組み

研究者が学術雑誌に論文を投稿した場合、論文掲載の可否判決までにはいくつかの段階が踏まれます。基本的に査読(英語ではPeer-review)とよばれるプロセスが設けられており、投稿された論文を他の専門家が読み、掲載の採否が決定されます。査読結果は採否の2択だけではなく様々な種類があり、研究者は査読制度を知り、結果に合わせて対処していく必要があります。今回の記事は論文投稿後 (さらに…)