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医学論文のススメ

COLUMN

過去の関連論文を読み終える

研究テーマ決定後、実際に研究に移る前に先行文献を読む作業が必要となります。前回の記事で、研究テーマの決定とともに、西洋式科学における「仮説の設定の大切さ」を述べました。常に疑問を投げかけることで深く掘り下げた研究テーマを見つけることができ、また仮説の設定も容易になります。その「疑問を投げかける」作業にあたっては、先行文献をチェックすることで、新たな疑問を見つけることもできますし、また解決済みの問題である (さらに…)

研究テーマについて考える

臨床研究の実施は医療従事者にとっての責務であるとともに、後世に有益な医療結果を残すという医療業界への貢献でもあります。臨床研究においてはテーマを決定し、そのテーマの検証を立てていく過程が重要であります。しかし、研究テーマを見つけ出すことは容易なことではありません。気になるテーマがあってもそれが一つの研究に繋がるのか、また過去にもう検証され (さらに…)

西洋式科学と日本式科学の違い

英文で論文を書くということはすなわち、世界の医療従事者へと発信するということです。世界に論文を認めてもらうためには西洋の科学的発想に基づいた研究を行う必要性があり、論理的に西洋式に論文を執筆したほうが、論文掲載の確率ももちろん高くなります。一般的に日本式の科学は西洋式科学との相違点が多く、しばしば問題視される傾向があります。西洋式科学の特徴と研究における留意点、日本式科学との違いを中心に見ていきましょう。 (さらに…)

論文の種類について

1. 論文の種類について

医学論文を読み、また論文を執筆することは通常の医療業務に加えて医療従事者の切り離せない業務の一つです。最新の治療法や投与薬に言及した研究内容、症例報告、現在浮上している問題などを言及したエディトリアルなど様々な種類の論文が存在しています。論文の読者、特に論文の執筆に携わる人は論文の種類とそれぞれの特徴を把握しておく必要があります。今回の記事は論文の種類と特徴についてです。 (さらに…)

雑誌の種類について

雑誌と言っても、書店で一般的に読まれるものから、専門分野を取り扱った学術雑誌、インターネット上で読めるオンライン雑誌など、種類と目的によってその種類は様々です。今回の記事では、商業誌と学会誌の違いや医学雑誌の分野区分も含めて雑誌の種類について説明します。 (さらに…)

論文掲載の仕組み

研究者が学術雑誌に論文を投稿した場合、論文掲載の可否判決までにはいくつかの段階が踏まれます。基本的に査読(英語ではPeer-review)とよばれるプロセスが設けられており、投稿された論文を他の専門家が読み、掲載の採否が決定されます。査読結果は採否の2択だけではなく様々な種類があり、研究者は査読制度を知り、結果に合わせて対処していく必要があります。今回の記事は論文投稿後 (さらに…)

医学論文巻頭辞(エディトリアル)に関して

医学学術雑誌には様々な種類の論文が掲載されています。研究内容や新しい知見を記述した原著論文、症例報告(Case Report)、原著論文をまとめた総説(Review Article)、そして巻頭辞もしくはエディトリアル(Editorial)と呼ばれるもの、そして投稿された論文に対して読者が (さらに…)

医学論文図表の示し方

医療従事者や研究者にとって研究結果などを執筆し、学術雑誌に投稿することは欠かせない業務の一つでもあり、功績を残す手段でもあります。医療関係の論文は、研究対象の患者や症例、経過、結果などにおいて膨大なデータ量が存在し、それらを効率的に図表にまとめることは、良質な論文を執筆するうえで欠かせません。研究内容を的確にかつわかりやすく説明するための図表の示し方やそれに関わる注意点などを紹介します。 (さらに…)

医学論文の無料閲覧方法

医学論文の検索は、論文執筆において研究テーマを探したり、先行文献の引用に用いたりと、欠かすことができまません。研究テーマを決める際、まだ研究がされていないものや、結果に疑問の残るものは良いテーマになりえますが、それを見極めるためには、疑問や興味のある分野に関して多くの論文を読むことが重要です。そして、実際の研究の過程や執筆においても、同研究に複数の研究間の結論が相反している場合、もしくは、 (さらに…)

医学論文の症例報告の校正注意点

医師が初めて書く論文とも言われているほど、若手の医師や初めて論文を書く研究者にとって着手しやすいのが、症例報告、つまりケースレポート(case report)です。症例報告の目的は、臨床診療から得られた発見や新しい知識を発表し広く認知してもらうことです。症例報告は医学界に直接大きく貢献できるものであり、ジャーナルに掲載された (さらに…)