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医学論文の無料閲覧方法

医学論文の無料閲覧方法

医学論文の検索は、論文執筆において研究テーマを探したり、先行文献の引用に用いたりと、欠かすことができまません。研究テーマを決める際、まだ研究がされていないものや、結果に疑問の残るものは良いテーマになりえますが、それを見極めるためには、疑問や興味のある分野に関して多くの論文を読むことが重要です。そして、実際の研究の過程や執筆においても、同研究に複数の研究間の結論が相反している場合、もしくは、何かの研究をもとに新たな研究を行う場合は、論文に過去の研究について言及する必要があります。それらの文献を読むのにジャーナルの購読や論文のPDFのダウンロードに毎回お金を払っていてはいくらお金があっても足りません。しかし医学論文を無料で閲覧できる方法がいくつか存在し、それらをうまく活用すると、無料で多くの学術論文にアクセスできます。今回の記事では、論文の英文校正から切り離せない医学論文の無料閲覧方法について説明します。

無料で閲覧できるポータブルサイト

紙媒体で発行されていたジャーナルは有料なものが多いです。しかし、オンラインジャーナルが増え、紙で発行する必要がなくなったことから、近年無料で閲覧できるジャーナルや、それらのジャーナルを紹介するポータブルサイトが急成長しています。代表的なポータブルサイトの一つが、Free Medical Journals.comhttp://freemedicaljournals.com/)です。このウェブサイトは約5100のジャーナルを収録しており、トピックやFMJ Impact、Free Accessなどによって検索することが可能です。主に英語での論文を取り扱うジャーナルが収録されていて、掲載されている論文はPDFファイルでダウンロードできます。収録されている主なジャーナルは、「New England journal of Medicine」「British Medical Journal」などです。無料で閲覧できる期間はジャーナルによって異なるので、注意してください。
「Free Medical Journals.com」の他に論文全文を無料で閲覧することができるサイトは、Free Online Full-text Articles/HighWire Presshttp://highwire.stanford.edu/lists/freeart.dtl)です。こちらで掲載されているジャーナルも英語で発表されている論文で、約243万もの論文が収録されています。こちらのポータブルサイトからオンラインジャーナルのウェブサイトへとアクセスできます。

その他の閲覧方法

Google Scholar

医学の分野に限らず一番手軽に検索できるWebサービスといえば、Google Scholar です。無料で誰でも手軽に検索できるのが利点です。キーワードを入力すると、該当する論文がPDFで見つけることもできます。Google Scholarは全ての論文が無料で閲覧できるわけではありませんが、中には無料で全論文が読めることもあります。また、キーワード検索はタイトルのみでなく、論文の本文にも適用されるので、幅広く数多くの論文を検索したい時にGoogle Scholarは大変便利です。また、投稿の年度なども指定できますので、古い論文をはずすこともできます。そして嬉しい機能の一つは、ダブルクオーテーションマーク(””)でキーワードをくくるとフレーズとして検索されるので、論文を絞り込むこともできます。検索の際は是非活用してください。

PubMed

このウェブサイトの提供元はアメリカ国立医学図書館の国立バイオテクノロジー情報センターで、アメリカの国費で運用されています。アメリカを中心に世界80カ国から論文が集まり、収録対象の雑誌のタイトル数は5,700です。こちらは無料の検索Webサービスで、世界中どこにおいても誰でも検索できるサービスです。医学用語、著者名、雑誌名などから論文検索が可能で、キーワードとなる英単語を入力します。各文献にはMeSH Termがついていて、文献の内容を表す適切な用語も挙げています。英文校正の際に、より適切な表現や語彙がないかも同時に確認できるので便利な機能です。

医中誌

英語だけでなく日本語の医学論文も無料で閲覧することができます。日本の医学論文を検索するのには、医中誌がおすすめです。医中誌には日本国内の医学関係の定期刊行物約7,000タイトルに掲載された論文が収録されています。ただし利用する際は学内の端末からのみとなり、図書館のWebページからデータベースの覧を探し、そこからアクセスしなければいけないので多少不便さがあります。キーワード検索ではシソーラス用語(統制語)に置き換えてくれるので、キーワードの範囲や関連語なども含めて検索してくれます。また、検索結果からさらに条件をしぼりこむこともできるので、効率的に論文検索ができます。検索した論文の本文が電子ジャーナルで利用できなかったり、有料の場合があったりするのがデメリットと言えますが、膨大な量の論文が収録されているのと、PDFファイルで入手可能な論文も見つかるのは魅力的です。

オンラインジャーナルの普及により、近年無料で閲覧できるジャーナルの数が増えてきています。今回の記事で紹介したポータブルサイトでは膨大な数のジャーナルにアクセスすることができ、様々な論文が無料で読むことができます。論文執筆の際の研究テーマ探しや先行文献の引用に是非利用してみてください。