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論文のレイアウトについて

論文のレイアウトについて

論文執筆において、論文の構成や研究内容だけでなく論文のレイアウトも留意しなければいけない大切な事項のひとつです。論文のレイアウトが間違っているということは、学術的な論文の執筆方法を理解していないとも捉えかねられず、ジャーナルへの受理にも影響を及ぼす可能性があります。
今回の記事では、ページ番号の付け方や字体などの基本情報も含んだ、適切な論文のレイアウトについて詳述していきます。

適切な原稿レイアウトについて。

論文にはマージン(余白)、文字のスタイル、行数および行間、ページ番号などの形式および、図表の数字の振り分けなどの原稿レイアウトにおけるルールが決められています。論文を執筆する際はまず投稿先ジャーナルの論文提出におけるガイドラインを必ず確認しましょう。ジャーナルによっては論文のレイアウトに関して規定を設けている場合があります。論文の構成、フォントや文字のサイズ、記号の書き方、原稿のスタイルなど様々な規定が説明されていないか確認しましょう。ジャーナルが設けているその規定に従って執筆されていない場合、論文の内容が良くても論文が受理されない可能性もあるので注意が必要です。特に、タイトルページからの順番について規定がないか、アメリカ英語とイギリス英語の使用、また略語について言及されている場合はその規定に従うよう徹底しましょう。略語などは論文本文には使えても、アブストラクトでは正式名称で書く必要があるなどの規定を設けている雑誌が存在します。

タイトルページからの順番について

原稿レイアウトに関する規定を設けているジャーナルの場合はその規定に従わなければいけませんが、投稿先のジャーナルに特定の規定がない場合は一般的な書式のルールに従う必要があります。まず論文全体を通して文字のフォントと大きさを統一しなければいけません。途中でフォントが違う文字で書かれていないかの確認をしましょう。読者にとって読みやすいように、文字のフォントは明瞭なTimes New Roman が良いでしょう。文字のサイズは12ポイントで行間はダブルスペースです。 英文の論文であれば文字方向は当然左から右です。文章は左揃えが基本で、文書の余白(マージン)は1インチ(2.54cm)にします。新しい段落の最初の行にも余白が必要です。インデントは0.5インチ(1.27cm)です。コンマやピリオドの句読点の後には1スペースあけます。特にピリオドのあと2スペースあける人が時々いますが、特定の規定がなければ1スペースが望ましいです。論文の背景色は白色で文字の色は黒が基本です。ページ番号はページの右上に記入しましょう。Wordにはページ番号を挿入する機能などがあるのでそれを活用すると便利です。

略語や測定範囲の適切な使い方について

レイアウトやページ番号のほかに必ず確認しなければいけないのが、略語に関する規定と測定範囲の適切な使い方です。研究における測定範囲の使い方に関してはジャーナルに規定があるかどうか確認し、指定の方法で使用します。略語は論文中に何度も出てくる場合のみ使用するのが基本ですが、ジャーナルによっては使用方法に規定を設けています。論文中初めてその言葉を使用する際は正式名称を書き、その後丸括弧内に省略した語も合わせて記載します。2回目以降は基本的に略語だけ使用します。ただし、DNAなどの略語が一般的に知られている際は正式名称を記載する必要はない場合がほとんどです。

英米の単語の使い分けについて

世界のジャーナルに研究論文を投稿するとなると、気をつけなければいけないのがアメリカ英語とイギリス英語の選択です。ジャーナルの多くではアメリカ英語使用が基本とされているようですが、イギリスやヨーロッパの学術雑誌などの中にはイギリス英語を指定している雑誌もあるので、必ずどちらの英語を使うべきか確認しましょう。お使いのパソコンをアメリカ設定にしていると自動的に英単語をアメリカ英語のスペルに置き換えてしまうということも、お使いのソフトによっては起こりますので十分な注意が必要です。英文校正時にはアメリカ英語とイギリス英語の両方が同じ論文内で使われていないかチェックしてください。英文校正の依頼を行う際は、自分が選んだ英語を母語とするネイティブに依頼しましょう(例えばアメリカ英語を選択したならアメリカ英語話者に依頼)。

最後に

論文の原稿のレイアウトを整えるのは地道な作業が続き決して楽なものと言えませんが、原稿のレイアウトが整っているだけでやはり専門家が書いた論文のように仕上がり、査読者や編集者への心象もよくなります。英文校正の作業時には、全体を通してフォントが統一されているか、ページ番号や図表の数字の振り分けは正しいか、インデントの大きさに間違いはないかを十二分に確認することを心がけましょう。